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品川OLの腰掛日記

彼氏のことや仕事のことなど

周囲の女友達がみんなタカラヅカに飲み込まれた話

幼少期、仲の良かった友人がなぜか皆タカラヅカに憧れ、「なぜそうなるんだ・・・」と思った記憶がある。親の影響と本人の資質の問題なのだろう。たいてい母親がクラシックバレエを3歳くらいの娘に習わせるのがきっかけのような気がする(私の周囲はそのクチだった)。小学校高学年にもなれば会話は宙組の公演がどうこう花組のあの公演は観ただのそんな会話が中心で、なるほどだから私には幼馴染の友人がいないのね。

タカラヅカに限らず、ミュージカルが好きな女の子ってすごいのね、熱量が。私の知人友人にはジャニオタが皆無なのだけど、おそらくはその系統に近い(むしろ元祖)ような気がする。気が付けば俳優のファンクラブに加入し、目をキラキラさせながら「すっごくかっこいいの」を連発する。

小学生くらいまでにミュージカルにハマってしまうとガチでその道に進もうとするので見ているこっちはヒヤヒヤするんだけど、これが高校生くらいになると比較的平和にファンとして鑑賞する側に回るケースが多い。幼少期の教育が非常に大事だということがこういうことからも分かるわけだ。

けどまあ、楽しいわよね、ミュージカル。普通のお芝居よりかはミュージカルの方が好きかもしれない。こういう芸術は自己満足じゃなく、観客ファーストにならないといけないのかしら。ミュージカルって、なんていうか、役者さんのキラキラしてるオーラを浴びにいくような感じ。もちろんお芝居は大事なのだけど。この劇・ミュージカルを観たから私は役者を目指します、っていうのはわからないのよね。どんな演目でも十分素敵だと思います。なんていうか、舞台の上の役者さんの本気を見てね、あこがれるわけよ。だから私は素人さんのお芝居はあんまり好きではない、劇は特に。古典的な演目で、完成されたシナリオの中で、出演される役者さんがみんな本気なやつなら、いいと思うんだけど。やっぱりね、しょせんお芝居なんだけど、それを踏まえたうえで何ができるのかというのをしっかり考えなきゃいけない。例えば2時間の公演だとして、そこでの目玉は何なのかを明確にしたいというか。ビっとくるものをね。以前、劇をやってる知人から彼が参加した劇の話を聞いて、ああプロ意識のない劇なんて観に行くもんじゃないな、と思ってしまった。こういうことを言うと本気で頑張っている人たちに失礼だからちゃんと説明すると、劇はチームプレーです。つまり、誰か一人でも手を抜くと最悪。クラシックバレエで10人20人が同じ振り付けで踊る場面で一人だけテンポが遅れているともうそれだけでダメ。マジ最悪。わかる?そういうことなのよ。軍隊並みの規律が必要なのよ。だからね、お友達で仲良くやってるようなお芝居は、私は嫌いです。朝から晩まで稽古して、土日もレッスン、そういう人が「私は役者を目指していて」って言うならわかるんだけど、そうじゃなかったらね、もうダメ。そうじゃない人たちが「俺演劇やってて」とか言われると、それどっち?ガチのやつ?ガチのやつじゃないなら別に話聞きたくないよ?てかガチでやってるならそういう話しないよねたぶん?みたいな感じになるはず。我ながら他人に厳しすぎる。でも、クラシックバレエガチ勢の友人は小学生にして毎日腹筋150回腕立て伏せ100回のメニューをこなしていたし、それ以外の人間も似たり寄ったりだったので認識としては間違ってないはず。

新しい演目というのがあんまり好きではなくて、もちろん楽しいのだろうけど、今まである古典的なやつで十分というか、まず古典があって、そのうえで新規のものを観るべきと思うわけ。若い人たちが新しい演目に挑戦するたび、「違う!お前たちはまず古典をやるべきなんだ!」と思ってしまう。本当に私見で申し訳ない。こういう人間もいるんだよ、という温かい目で見てほしい。